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今年一番の注目シンガーといわれている女性R&Bシンガー、Leela Jamesのデビュー・アルバム『A Change Is Gonna Come』にていて。前評判がかなり良かったのでなんとなく購入してみたのですが・・・これは最高ですね。CDショップでは"Macy GrayやJill Scottに通じるネオ・クラシック系"とアピールされていましたが、個人的にはMacy Grayよりも熱く、Jill Scottとは匹敵するくらいの実力の持ち主なんじゃないかと思いました。なんといっても彼女の声がすごい。感情を込めなくてもすでにソウルを感じるというか、魂がこもってるというか・・・。聴いてて身震いがするくらいソウルフルです。

アルバム内容の方に目を向けると、Kanye West、Wyclef Jean、Raphael Saadiq、James Poyser、Chucky Tompsonといった超大物プロデューサー達が最高の楽曲を用意。このメンツからして彼女のすごさがわかりますよね。

発売前から話題になっていた大ネタ使い&スクラッチが炸裂した軽快でスムージーなアップ『Good Time』、心地いいトラックに乗せ随所で熱い歌声を披露する『Music』、Wyclef JeanがザラついたHIP HOP色の濃いトラックを提供した『Ghetto』、ブルージーなトラックに乗る黒くぶ厚いコーラスで聴く者のハートを撃ち抜くRaphael Saadiqプロデュースの『Soul Food』、同じくRaphael Saadiq提供でアロマのように癒してくれる美しいミッド・ナンバー『Rain』、Leelaのアツく情感たっぷりの歌声に酔わされる『When You Love Somebody』、やさしく包み込んでくれるようなコーラスが○な『Mistreating Me』、Gwen Stefani率いるバンドNo Doubtのカバーに挑む『Don't Speak』、ブルージーにしっとり歌い上げるJames Poyser提供の『My Joy』、Kanye West手掛けるとってもソウルフルで美しい陶酔度高めのミッド・ナンバー『It's Alright』、熱くのどを震わすKanye Westプロデュースの『Didn't I』、Faith Evans作品などでおなじみのChucky Tompsonが提供した『Prayer』(後半すごいことになってます)、Sam Cookeの名曲を味わい深いヴォーカルで原曲に負けないレベルでカバーした『A Change Is Gonna Come』、存在感ありありなヴォーカルで曲をぐいぐい引っぱるファンク系『Long Time Coming』など、どの楽曲も非常に密度が濃く、1曲たりとも聴き逃せない傑作に仕上がっています。

これは強烈な新人が登場しましたね。一度聴いたら耳から離れない彼女の歌声は要チェックですよ。

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