ca1f1b87

10度もグラミー賞を受賞したことがあるという才能あるアーティスト、Babyfaceのオリジナル・アルバムとしては6枚目にあたる作品『Grown & Sexy』について。シンガー、ソングライター、プロデューサーと多くの顔をもつ彼が手掛けた作品は、全世界でな・なんと1億枚を売上げているそう(凄すぎる…)。美しいバラードを作らせれば右に出る者はいない彼ですが、ここ数年はちょっと低迷気味で前作『Face 2 Face』は外部からThe NeptunesやMike Cityらを招き"新生Babyface"をアピール(結果は賛否両論)。

そんな彼が放つ今作ですが、今回はなんと全13曲を自分自身がプロデュース。一緒に関与してるメンバーもDaryl Simmons、The Underdogsと気心の知れたファミリーばかり。何度も延期を重ねたことからもわかるように、渾身の力を振り絞ったまさに原点回帰といえる素晴らしいアルバムに仕上がっています。

内容の方は前作に収録されていたような派手なアップなどは見当たらず、甘いスロー・ジャムやミディアムで全編埋め尽くされています。本当にこのアルバム1枚でひとつの世界が出来上がっているので1曲1曲の詳しい説明は省略しますが、中でも個人的にいいな〜と思った曲を挙げていくと、"これぞBabyface!!"といった仕上がりのリード・シングル『Sorry For The Stupid Things』、アルバムの幕開けを飾るのに相応しい温かい日差しのようなナイス・ミッド『Tonight It's Goin' Down』、The Underdogsと共作した『Can't Stop Now』、彼の甘い歌声にピッタリ合った美麗なスムージー・チューン『Grown & Sexy』、アコースティック・ギターをバックにやさしく歌い上げる『Mad, Sexy, Cool』、得意のファルセットで魅せる『Goin' Outta Business』、どこか物悲しい雰囲気漂う切ないスロウジャム『Drama, Love & 'Lationships』、Babyfaceのボーカルもはずむキラキラ眩しいミッド『Good To Be In Love』、儚さを帯びたアコースティック・ギターに寄り添うように歌うバラード『The Loneliness』、Babyfaceらしい美メロが炸裂する極上の美バラッド『She』、あまりの美しさに降参を余儀なくされるスロウジャム『Good Must Love U』、そして最後は甘美なファルセットをお腹いっぱい堪能できる『The Gettin' To Know U』と、終始陶酔しまくりで気付いたころには昇天…。

通常ならここまでメロウな楽曲で埋め尽くしてしまうと途中でダレそうになるのですが、一気に彼の世界に引き込まれてしまうのであっという間に聴き終えてしまいます。本来の彼の魅力がこれでもかといわんばかりにギッシリと詰まった充実作になっています。

Thank you for your support!
 にほんブログ村 音楽ブログへ

HOT TOPICS