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『The Boy Is Mine』や『What About Us?』などのヒットで知られている女性R&BシンガーBrandyの弟、Ray Jの3rdアルバム『Raydiation』について。Ray JといえばB2Kの3人(Omarion以外)と新ユニットを結成するなんて噂もありましたが、どうやら現実にはならなかったみたいですね。まあOmarionの抜けたB2Kには加入しなくて正解だと思います。KnockOut Entertainmentに移籍して初のアルバムとなる本作ですが、The NeptunesやRodney Jerkinsら大物勢を起用した前作をしのぐ、Ray Jのただならぬ気迫を感じる充実作に仕上がっています。

トラック、メロディ、ヴォーカルと全てが美しい早口歌唱が印象的な美曲『One Wish』(Rodney Jerkinsプロデュース)、Rodney Jerkinsが手掛けた悲しいギターの音色が印象的な哀愁系ミッド・ナンバー『What I Need』と、シングル曲はRodney Jerkinsで攻めてます。

そのRodney Jerkinsはアルバム曲でも活躍していて、Rodney Jerkinsがプロデュースを担当した"プシュバッ!!プシュバッ!!"と繰り返すフックが病み付きになるクランク&B風のアッパー・チューン『Keep Sweatin'』(Fat Joe客演)、Ray Jが甘酸っぱいヴォーカルで魅了するRodney Jerkins提供の『Let's Play House』、消え入りそうなファルセットを駆使しながら大人っぽくセクシーにせまる自作曲『Blue High Heels』、囁くようにしっとり歌い上げる潤いを含んだスロウジャム『Melody』、同じレーベルに移籍してきた姉Brandyと息の合った熱唱バトルを繰り広げるデュエット曲『War Is Over』、R .Kellyプロデュース&客演の小気味よいミッド『Quit Actin'』(Shorty Mackも参加)、彼のやさしい歌声とギターの音色がとっても心地いいミッド・ナンバー『Exotic』、Timbalandの手腕が光る妖しげなビート炸裂の『Unbelievable』(Shorty Mack、Detail、Gangsta Girl客演)、キュートな歌声をもつシンガーMyaをフィーチャーした軽くフィーチャリスティックな『Sexy』、浮遊感のあるヴォーカル&トラックに吸い込まれそうになる『In Tha Mood』、バックボーカルで姉Brandyが参加した『Anytime』、そしてラストの『Centerview』と、アーティストとしてパワーアップしたことを十二分にアピールした見逃せないアルバムになっています。

MarioやOmarion、Marques HoustonなどのアルバムもよかったけどRay Jの今作もいいですね。出来のよかった彼らの作品に一歩も引けをとらない力作ですねこれは。今年は男性シンガーの豊作年かも。

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