今日から2日間はアルバム・ランキングに続き、シングル・ランキングについて書いてみようと思います。シングル・ランキングは昨年末から今年の12月頭あたりにかけてハマった曲、ヘビーローテーションしまくった曲などを中心に選出してみました。今日はR&B/POPSシングル・ランキングを発表します。シングル・ランキングと銘打ってますが、正式にシングルとしてカットされてない曲やアルバム曲もあるかも…。ではいきなり1位からいきます。

⇒My Favorite Ranking 2005
[R&B/POPSシングルTOP10]

John Legend■第1位■John Legend『So High』
アルバム・ランキングの方でJohn Legendのアルバムが1位だったから、予想がついたかもしれませんが『So High』です。アルバム『Get Lifted』に収録されてるバラードすべて(ていうか収録曲全部)素晴らしいんだけど、シングルの中ではこれが一番好きです。John Legendはボーカルの他にもピアノやオルガンなどの楽器も演奏しており、その有り余る才能をこれでもかとばかりに存分にアピール。人気アーティストLauryn Hillが参加した『So High(Cloud 9 Remix)』も話題になったけど、個人的には断然原曲支持派です。⇒PVはこちら

Destiny's Child■第2位■Destiny's Child『Cater 2 U』
先日惜しくも解散してしまったスーパー・ガールズ・グループDestiny's Child渾身の美バラード。『Lose My Breath』や『Soldier』、『Girl』なんかもかなり良かったんだけど、詞、メロディー、PVなどトータルで考えるとこの『Cater 2 U』が頭一つ飛び抜けてるかも…というか一番よく聴きました。女の子の一途な想いを綴った詞も男にはたまらなくいいし、後半で爆発するBeyonceのアツいボーカルもハートを直撃。今さらながら解散したことが本当に惜しまれます。この3人の声の重なり具合最高だったのにな…。⇒PVはこちら

Mario■第3位■Mario『How Could You』
先行シングル『Let Me Love You』が大ヒットを記録した注目の若手シンガーMario君の1曲。その『Let Me Love You』もScott Storchの手腕が光るすごくいい曲だったけど、個人的には『How Could You』の方を推します。『How Could You』のプロデュースを担当したのは上質なスロウジャムを作ることで有名なThe Underdogs。Marioの甘酸っぱい熱唱に陶酔すること必至のアツいスロウジャムに仕上がっています。画像は女性ファンのために裸のものを選びました(笑)⇒PVはこちら

Pretty Ricky■第4位■Pretty Ricky『Your Body』
『Grind With Me』でいきなり大ブレイクした歌&ラップの両方を操る4人組Pretty Rickyのこの曲。これは聴いた瞬間ビビっときましたね。どこか田舎くさいニオイがするんだけど中毒性は十分。「お前らうるさいよ!」と言いたくなるくらい連呼されるあの"イエッサー!"は間違いなくハマります。"I Like It"をパロったような"マイバーディ♪ヨーバーディ♪"というフレーズもとってもスムージーで心地よさ100%。未聴の人にはぜひチェックしてほしい1曲です。⇒PVはこちら

Amerie■第5位■Amerie『1 Thing』
アジアの血をひくルックス、歌声ともに美しい女性シンガーAmerieの2ndアルバム『Touch』からの先行シングル。プロデュースを担当したのはAmerieとはデビュー時からの付き合いとなるRich Harrison。Rich Harrisonはこの後にJennifer Lopez"Get Right"なども手掛けることになるのですが、病み付き度は間違いなくこちらの方が上。原曲もいいけど、Eveのラップをフィーチャーしたバージョンの方がさらに勢いを増した感じがしてテンションが上がります。Rich Harrisonといえば、この作品以降マンネリ曲ばかり連発してますね…。生き残れるかどうか人事ながらちょっと心配。⇒PVはこちら

Rihanna■第6位■Rihanna『Pon De Replay』
カリブ海バルバドス島出身のキュートな17歳Rihannaのデビュー・シングル。彼女のルーツであるカリビアンやレゲエの要素をうまくとり入れた、腰にズシズシくる1曲に仕上がっていて中毒性十分。個性派Elephant Manをフィーチャーした"タニタ!タニタ!タニタ!"と連呼するリミックスもありますが、どちらかというと原曲のRihannaのみの方が好きかも。一発屋になる可能性大なんて風にもいわれてますが、可愛いし才能ある子だと思うんでなんとか生き残ってほしい。⇒PVはこちら

Ray J■第7位■Ray J『Keep Sweatin'』
この曲プロモのB-SIDEに収録されてたのは見たことあるんだけど、ちゃんと正規盤で出てるのかな?(多分カットされてませんよね)最近ちょっと落ち目臭のする女性シンガーBrandyの弟Ray JのFat Joeをフィーチャーしたアッパー・チューン『Keep Sweatin'』。Rodney Jerkinsがプロデュースしたシンセ炸裂の攻撃的な1曲で、"プシュバッ!!プシュバッ!!"というフレーズがかなりクセになります。Ray Jの気迫あふれるボーカルの前では、あのFat Joeさえも霞んで見えます。

Craig David■第8位■Caig David『All The Way』
UKを代表する男性シンガーCraig Davidの3rdアルバムからの先行シングル。スムージーで春風のような心地いいトラック、美しすぎるメロディー、甘くとろけそうなCraig Davidのボーカルとすべてが完璧。UK作品はあまり聴かない俺ですが、この曲は聴いた瞬間ハマってかなりの回数聴きました。プロデュースはMark Hillが担当。でもひとつ難癖つけるとしたらPVがおもしろくない。もっとテンション上がる感じにしてほしかったな…。⇒PVはこちら

Madonna■第9位■Madonna『Hung Up』
"Queen Of Pop"ことMadonna様の通算11作目となるオリジナル・アルバム『Confessions On A Dance Floor』からの先行シングル『Hung Up』。クラブ(ディスコ)から火がついたMadonna様らしく、原点回帰を意識したかのようなこの曲は、スウェーデン・ポップの先駆者ABBAの"Gimme Gimme Gimme"をサンプリング。Madonna様と同年代の人から最近知ったという若者まで、幅広く受けそうな極上のダンス・チューンに仕上がってます。ピンクのレオタードが悩ましい"悩殺"PVもよかったですね。47歳であのスタイル、あの美貌は反則ですよ。⇒PVはこちら

Ricky Martin■第10位■Ricky Martin『I Don't Care』
"ラテン界の貴公子"Ricky MartinがMadonnaと同じく、"踊れる曲"を意識して作り上げたアルバム『Life』からの先行シングル。この曲はScott StorchがプロデュースAmerie、Fat Joe客演とR&B好きにはたまらないメンバーが集結。でもAmerie、Fat Joeともにかなり出番は少なめで存在感薄いです。しかし曲自体の出来が素晴らしいのでそれしきの事じゃマイナスにはなりません。ラテンとR&Bをうまく掛け合わせたトラックもいいし、カッコよく叫ぶ"ブローブローブロー!!"が頭から離れなくなります。それにしてもワイルドになりましたね。ちょっと憧れます。⇒PVはこちら

シングル・ランキングはアルバム・ランキング以上に迷いました。Alicia Keys『Unbreakable』やBobby Valentino『Tell Me』、Gwen Stefani『Hollaback Girl』、Mariah Carey『It's Like That』あたりも入れたかったけど惜しくもTOP10漏れ。あと何聴いたっけな?数が多いから、思い出せてない曲がいっぱいありそう…。
次はHIP HOP/REGGAEシングル・ランキングについて書く予定です。
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