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昨年夏にリリースしたアルバム『Queen of Hip-Pop』で確固たる地位を築いた女性シンガー安室奈美恵の、同アルバムを引っさげ2005年9月〜12月に行われた全国ツアーの東京公演の模様を収録したライブDVD『SPACE OF HIP-POP -namie amuro tour 2005-』について。

アルバムと同じく幕開けを飾るのは『Queen of Hip-Pop』で、黒のハットに黒とピンクのビスチェ、ミニスカ&ブーツに身を包んだ安室は冒頭からエンジン全開でCOOLでSEXYなダンスを披露。次曲の『WANT ME, WANT ME』ではハットを脱ぎ捨て、男性ダンサーと激しく腰を振り合う"18禁ダンス"で観る者全てを悩殺。続く『WoWa』はPVでも大活躍してたピンクパンサーが登場。ピンクのポンポンを使ったキュートなダンスと、後半の男性ダンサーを従えてのCOOLのダンスのギャップがなんともいえません。

ダンサーとの一糸乱れぬダンスで観客を魅了する『I Wanna Show You My Love』の次は衣装チェンジを経て『GIRL TALK』に突入。スタンドテーブルを使ったキュートなダンスが○です。『the SPEED STAR』では本作の見せ場第一弾ともいえるチェーンを使用した魅せるダンスを披露。ここめっちゃカッコいいです。ギターリストと妖しく絡み合う『My Darling』、Nao'ymt抜きで挑む『Ups & Downs』のあとはちょっとしたMCを挟み、衝撃の見せ場第二弾『Violet Sauce』へ。この悩ましい官能的なダンスは目が釘付けになること必至ですよ。

ここからちょっとピッチをあげてレビューします。青のドレスに衣装チェンジして歌い上げる『ALL FOR YOU』、男性ダンサーを引き連れ歌い踊る『Don't wanna cry』、COOLなダンスを見せ付ける『ALARM』、何かにとりつかれたように踊り狂う『Body Feels EXIT』、お決まりの手すりを使ったダンスもとび出す『shine more』、ラップを決め込む『SO CRAZY』、ダンサー総動員で狂喜乱舞する『LOVE 2000』と、息つく暇なしの激しいダンスパフォーマンスで一気にかっ飛ばします。

バンド紹介後も、上下白のスウェット姿で踊り倒す『You're my sunshine』、安室が迫力十分の"安室姐さん"に変貌する『Chase the Chance』、男性ダンサーに一歩も引けをとらない踊りを披露する『Say the word』、本作に先駆けMTVなどで解禁になっていたクランキーなサウス・ビート炸裂のダンス・チューン『No』、ラグラン&黒のミニスカに着替え男性陣を蹴散らすアンコール明けの『Put 'Em Up』、最後の「いい?シーッ!」が可愛い『CAN YOU CELEBRATE?』、白い雪の演出が○な『White Light』、そしてダンサー紹介のあとは、ラストを飾る4つうちのダンス・ナンバー『I Love You』で観客と一体となりながら終了と、終始踊りっぱなしの貫禄あふれるライブになっています。

この想いをなんて表現したらいいんだろう…。ありきたりな言葉だけど"最高"としか表現することができないですね。あの細く小柄な体のどこにこれだけの体力があるのだろうか?全24曲中、踊ってないのはスロウジャムの4曲のみ。あとの20曲は手抜き一切なしの踊りまくり状態ですよ。特に小室時代の曲なんて相変わらずめちゃめちゃハードなパフォーマンスを披露してますよね。この人はどこまで進化したら気が済むんだろう…。とにかくこれは間違いなく必見。

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