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La Faceからデビューした男性ヴォーカル・グループA Few Good Menの元メンバーである"STREET PRINCE OF R&B"ことDeponce(Aaron)の2ndアルバム『Devotion』について。 本作はDMG Recordsというインディー・レーベルからのリリースということでCDケースはハーフケース、リリックカードなしの表ジャケットのみ、CDはCD-Rとちょっとしょぼい仕様になっています。しかし内容の方はかなり気合の入った男汁ほとばしる力作に仕上がっていますよ。

リリックカードなしということからも分かると思いますが制作陣などが一切書かれてないので、曲の感想だけをササッと書いていきますね。このアルバムには"失禁ゾーン"というものが存在して、5曲目『25 To Life』6曲目『Make It Good』7曲目『Tell Me』はオムツをして聴かないと股間がグッショリになる危険性あり。どこかメランコリックな雰囲気漂うセクシーなミッド・ナンバー『25 To Life』、男のただならぬ哀愁が漂いまくる陶酔率100%のスロウジャム『Make It Good』、大人の男ならでは色気をこれでもかと言わんばかりにかもし出す『Tell Me』と、このゾーンだけで白飯10杯はいけます。

注目は後半あたりにもあり、高値で取引きされているという1stアルバムのオリジナル盤に収録されていた曲と同じものと思われる『Tight-Tight』、ド渋い雄世界にじわじわ引きずり込まれていく『G.O.O.D.M.A.N』、軽めなリズムにDeponceのソフトなボーカルが弾むようにのるグルーヴィーな1曲『Sexy Moma』、ギターのきしむ音までもがセクシーに聴こえる『Release It』、アコースティック・ギターの静かな演奏をバックにしっとりと歌い上げる『Devotion』と、こちらもなかなか侮れない出来に。

アップ群はThe Neptunes以降な印象を受ける『Haterz』、サウスビートを意識したような音もサラッと乗りこなしてみせる『Overtime』、至高の雄オーラをムンムンに放つ『Best Sex』、またまたThe Neptunes系のアップに挑んだ『Hard 2 Get』、クラップ音を散りばめた『On the G』、不穏な空気たちこめる『Bowz』と、アップからバラードまでバランスよく収録された要チェック・アルバムになっています。

このアルバム今月の末(26日)くらいからHMVでも取り扱うみたいだから買いやすくなりますね。CD-R仕様から普通のCDにバージョンアップしてたらどうしよう?(笑)※後にリリースされた正規プレス盤も購入しました。Amazonで買えるのも多分正規プレス盤だと思います。

Devotion
Deponce
DMG RECORDS
2006-08-22

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