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Mariah Careyと競演した『One Sweet Day』が全米チャートで16週連続NO.1を記録するなど、輝かしい経歴をもつ実力派ヴォーカル・グループBoyz II Menのオリジナル・アルバムとしては4年ぶり6枚目となる『The Remedy』について。メンバーだったMichael McCaryが病気のため脱退し3人体制となって初のオリジナル・アルバムとなる本作。国内盤にしてはお値段2,800円と少々高めでしたが、はたしてその内容は…。

今回は全曲Boyz II Men自身によるセルフ・プロデュースとのこと。シングルは、ギターの小気味よい演奏がラテンぽくもあるセクシーなナンバー『Muzak』でしたね。

ではアルバムをみていくと、自由に泳ぎまくるリードのヴォーカルとそれに寄り添う美しくも重厚なコーラスが極上の世界を作り上げるロマンティックなメロウ曲『Gonna Have』、美しさと切なさを合わせ持ったメロディ&コーラスが心の琴線に訴え掛けてくる甘くセクシーなスロウ『Here I Come』、Boyz II Menがリスペクトするアーティストの名をリリックに混ぜ込んだおもしろくも流麗なスロウ『Perfect Love Song』、R&B作品によく使われる電話技を使用した『Misunderstanding』、現行シーンを意識したようなビートの効いたミッド・ナンバー『Booed Up』、ハンドクラップと鳴り物をちりばめたスパニッシュな雰囲気漂う『You Don't Love Me』、インド音楽に出てくるような女性の声を挿入した涙腺刺激の憂いスロウ『The Last Time』、BoyzMenならではの美しく厚いコーラスが印象的などこまでも切ないナンバー『Just Like Me』、ドリーミーなトラックに彼らのやさしく包容力のあるヴォーカルが乗る『Crush』、安心して聴くことができる幻想的かつドラマティックなミッド『Ego』、3人が指を鳴らしながら美しく声を重ねていく心奪われるラブソング『Morning Love』、そして日本盤のみのボーナストラックであるavexつながりでEXILEのATSUSHIが参加した『Muzak feat. ATSUSHI』と、ベテランの意地というか底力を感じ取ることができる佳作に仕上がっています。

抜きん出た曲こそないけど、どの曲もBoyz II Menらしい安定感のある出来でなかなかよかったです。でも最後のボーナストラックはいらないなぁ。ATSUSHIが嫌いとかじゃなくて、日本人が参加した曲を聴くと現実に引き戻されたような気分になるので個人的にはスキップ対象でした。

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