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ネクストMary J. Bligeとの呼び声高い、実力ある女性R&BシンガーKeyshia Coleの2ndアルバム『Just Like You』について。デビュー・アルバム『The Way It Is』が好評を博したKeyshia待望のNEWアルバムが、やっと発売されましたね。当初は国内盤を購入予定だったんですが、ボーナス・トラックの曲目&配置にゲンナリしたので輸入盤を買いました。

注目の内容についてですが、これが期待を裏切らない素晴らしいものになっています。エグゼクティヴ・プロデューサーはKeyshia自身とManny Halley、Ron Fairが担当。各曲紹介ですが、まずはこれですよね。ゲストにMissy ElliottとLil' Kimを招いたリード曲『Let It Go』。この曲は聴いた瞬間惚れました。だってMtume"Juicy Fruit"使いですよ?嫌でも昇天しちゃいますから。しかも最後に収録されているリミックスはT.I.とYoung Dro客演ときた。興奮度MAXで思わず失禁しちゃいました…。

あともう1曲の先行曲『Shoulda Let You Go』も良かった。Rodney Jerkinsプロデュースのこの曲は、ドラマティックに鳴るストリングスもいいし、Keyshiaのエモーショナルなヴォーカルも最高。Aminaのラップもアクセントになってて◎ですね。

これら以外で惚れたのは、多くの人のハートを射抜くであろう陶酔率100%の極上ミッド『Fallin' Out』(Soulshock & Karlinプロデュース)、Scott Storchが腕を振るった夜のハイウェイを駆け抜けたくなるような『Give Me More』、Keyshiaの乾いたソウルフル・ヴォイスに切なさ漂うキラキラ感が寄り添う『Just Like You』、Anthony Hamilton客演という時点でハズレ曲なわけがない『Losing You』、そしてただただ聴き入るばかりの美スロウ『Work It Out』あたりですかね。

他も本当に好曲ぞろいで、Too $hort客演でT.I.やJim Jonesらの作品も手掛けるThe RunnersがプロデュースしたどっしりとしたHIP HOPチューン『Didn't I Tell You』、ドリーミーなバック・トラックにKeyshiaの伸び伸びとしたヴォーカルが乗る夢心地スロウ『I Remember』、Keyshiaの甘くハスキーなヴォーカルに魅せられる壮美なナンバー『Heaven Sent』、軽いラップも披露しちゃうThe O'Jays"She's Only A Woman"使いの『Got To Get My Heart Back』、Bryan-Michael Coxが提供した新鮮味のない曲もKeyshiaにかかれば聴きごたえのある曲になってしまう『Was It Worth It?』、Bad BoyのドンDiddyのヒット・アルバム『Press Play』に収録されていたMario Winansプロデュースの『Last Night』と、どの曲もKeyshiaの存在感のあるヴォーカルが活かされた傑作になっています。

我々の期待に応えてくれた1枚というか、逆らうことなんて不可能な1枚って感じですね。知らず知らずリピートしてしまっている自分がいます。唯一残念なのは国内盤の仕様のみか。アルバムの雰囲気ぶち壊しの、あのボートラの配置はありえない。

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