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OmarionやMarques Houston作品でおなじみのChris Stokesが送り出した、女性R&BシンガーK-Ballのデビュー・アルバム『On My Way』について。彼女はロサンゼルス出身で、Chris Stokesの手助けによりWarner Bros.と契約。そして1997年に本作をリリース…なんだけど、これってちゃんと流通したんでしたっけ?俺はCD-Rで持ってるんですが、ちゃんとした盤について調べてもあまり見かけないんですよね。でもAmazonで中古があるってことは出回ったのか?

さて内容についてですが、Chris Stokesがバックアップということで全14曲中12曲のプロデュースを担当。残りの2曲はDarkchildのRodney Jerkinsが手掛けています。まずはRodney Jerkins曲から。彼は『On The Weekend』と『Everything's Alright』をプロデュースしていて、前者はオープニングをかざる品よくグルーヴィなナンバーで、Rodneyはラップでも参戦。後者は打って変わってしっとりとしたミッドになっていて、低空飛行するようなヴォーカルとそれに絡むフェミニンなコーラスが◎。どちらも曲調こそ違いますが、K-Ballの魅惑的なヴォーカルが活きてるという点では共通してますね。

アルバムのエグゼクティヴ・プロデューサーも務めるChris Stokesもいい仕事をしていて、艶のある低音ヴォイスが映えるミディアム・アップ『Do It On The Up Side』、『On My Way』、『Mind Trippin'』、『I Can't Deny』、Rodney Jerkinsがラップで力を貸す『Love Matters』、美しくリズムを刻んでいくトラックに小悪魔ヴォイスが乗る『Wish Upon A Star』、Lil' kim"Crush On You"と同じJeff Lorber"Rain Dance"をモロ使いしてる時点で悪いはずがない『Special Way』、ジャジーで鬼ムーディーな空気に包まれる陶酔率100%のオヤジキラー・ナンバー『How I Feel』、前面に心地いいギターの音色を押し出した好ミッド『All Of Me』、TLCのT-Bozの歌声をもうちょいキュートにしたような歌声で甘酸っぱく歌い上げる美スロウ『I Dozen Roses』、都会の夜を駆け抜けてるような気分にさせてくれる『(Oh Baby)Come My Way』、Tha Dogg PoundのDat Nigga Dazの汗臭いラップをフィーチャーしたフロア仕様の『Do It On The Up Side(Remix)』と、K-Ballの甘さを含んだ低音ヴォイスに魅了されっぱなしの1枚になっています。

これは90年代中盤から後半あたりの作品好きな俺にはたまらない内容でした。何度も言うけどこれ、本当にちゃんとリリースされたのかな。中古で20,000円なんて高すぎやわ…。

K-Ball
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