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Janet Jackson作品などでおなじみのJam & Lewisをプロデューサーに迎えるなど、グローバルな活動を展開している女性シンガーCrystal Kayの5thアルバム『Crystal Style』(DVD付き初回限定生産盤)について。年齢を重ねるごとに作品も大人っぽくなっているCrystal Kayが放った今作ですが、のれる曲あり、泣ける曲ありのバラエティに富んだアルバムに仕上がっています。

まずは安室奈美恵なども手掛けるNao'ymtがプロデュースした曲から。Nao'ymtは、切ない詞が涙腺を刺激するストリングスの効いたスロウジャム『Tears』、前向きな詞がいい『&BRAND-NEW』と、抜かりない2曲を提供。安室周辺のプロデューサーといえばT.Kura & Michico、AKIRAも参加して、T.Kura & Michicoは『We Gonna Boogie』、AKIRAは疾走感あふれるシングル曲『Bye My Darling!』と、これまたどちらも素晴らしい出来になっています。

他もなかなかいい感じの曲多数で、Des'ree作品でおなじみのAshley Ingramがプロデュースした中近東フレイバーな意欲作『MAKE YOU MINE』(アルバムの最後に"English Version"も収録されてます)、同じくAshley Ingram提供のキラキラ可愛らしい『BET YOU DON'T KNOW』、歌、詞、メロすべてが心に響く珠玉のLOVEアンセム・バラード『Kiss』、サビに入るやいなや曲調がロッキッシュに変化する『LOVE it TAKE it』、魅力的なハスキー・ヴォイスをフルに活かして歌う『flowers』、心地いい気だるさにおそわれる『Magic』、Rhymesterの男前Mummy-D(坂間大介)とSuper Butter Dogのギターリストである竹内朋康からなるスーパーユニット"マボロシ"がプロデュースし、Mummy-Dがラップで参戦した勢いあるアッパー・チューン『Baby Cop』、しっとり大人の雰囲気ただようナイス・メロウ『MY EVERYTHING』(Ashley Ingram提供)、個人的に本作の中で1、2を争うくらい好きなICEDOWNプロデュースの『home girls』と、彼女のいろんな顔(魅力)を知ることが出来るカラフルな内容になっています。なおDVDの方は成宮寛貴を起用した『Bye My Darling!』と『Kiss』のミュージック・ビデオを収録。

このアルバムもCrystal KayらしいポップなんだけどほんのりR&B調で、深く考えることなく聴ける1枚って感じですね。

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