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アルバム『The Miseducation Of Lauryn Hill』が大ヒットしたLauryn Hillに、プロデューサーとしても大活躍のWyclef Jean、そして『Ghetto Supastar feat. O.D.B & Mya』のヒットで知られるPras Michelの3人からなるHIP HOPグループFugeesのヒット・コレクション・アルバム『Greatest Hits』について。Fugeesといえばやはり再結成の件ですよね。「ついに再結成か!?」と思いきやLaurynの精神状態がまともじゃないため立ち消え。Lauryn…ほんと大丈夫なんでしょうか。

さてそんな彼らの本作は、ヒット曲とそのリミックスで構成された1枚になっています。このアルバムを購入したのは『Fu-Gee-La(North Side Mix)』目当てで。もちろん原曲『Fu-Gee-La』も好きなんだけど、このNorth Side MixはMary J. Blige"Love No Limit"使いということで原曲とはまた違った良さがあるんですよね。トラックが違うだけでこんなにも印象が変わるんですねぇ。まあどちらのバージョンもLaurynが口ずさむTeena Marie"Ooh La La La"のフレーズがあるだけで◎ですが。

Fugeesといえばこの曲も忘れちゃダメですね。そう『Killing Me Softly With His Song』です。大ヒットしたので説明不要かと思いますが、この曲はRoberta Flackのリメイク。本作には『Killing Me Softly With His Song(Sound Barrier Remix)』なるダンスホールREGGAE調のリミックスも収録されてるんだけど、どちらかというとやっぱ原曲の方が好きかな。でも『Ready Or Not』に関しては原曲もいいけど『Ready Or Not(Clark Kent/Django Remix)』も捨てがたい。Enya"Boadicea"使いの原曲もモロツボだけどDJ Clark Kentによるこれもいいんだよなぁ。ちなみに本作には『Ready Or Not(Clark Kent/Django Remix)』の他にSalaam Remiによる『Ready Or Not(Salaam's Ready For The Show Remix)』も収録されています。

他もいろんなヒット・シングルとリミックスが収録されていて、『Vocab(Refugees Hip Hop Remix)』、『Nappy Heads(Remix Radio Edit)』などの1stアルバム収録曲シングルのリミックスをはじめ、2ndアルバム収録の『How Many Mics』、Bob Marleyの超有名曲のカヴァーに挑んだ『No Woman, No Cry』、Busta Rhymes一派のフィーメール・ラッパーRah Diggaも登場するポッセカット『Cowboys』、ダークに疾走する『The Score』、そしてLauryn Hillのソロ・デビュー曲『The Sweetest Thing』とそのリミックス『The Sweetest Thing(Mahogany Mix)』と、Fugeesの軌跡を簡単にたどれる1枚に仕上がっています。

このアルバムを買うときに注意してほしいのが、USなどの輸入盤は収録曲数が全10曲と非常にコンパクトだということ。買うなら全14曲を収録した日本盤がオススメですよ。

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