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敏腕シンガー・ソングライターBabyfaceのバックアップによりデビューした、La Faceのファースト・レディToni Braxtonのクリスマス・アルバム『Snowflakes』について。といっても現在はAaliyahなどが籍を置いていたことで知られるBlackgroundに移籍しています。でもそのBlackgroundも辞めちゃったなんて噂もあるみたいだけど…どうなんでしょうか。

所属レーベルの話はこれくらいにして本作の内容に目を向けると、いくつかカヴァーらしきナンバーもあるけど、ほとんどの楽曲はToni本人と彼女の旦那様で元Mint ConditionのメンバーKeri Lewisが共同で手掛けています。いや〜ラブラブですな。そういやこの時のToniのお腹には2人の赤ちゃんがいたんでしたよね。はいはいご馳走様。閑話休題。

個人的に本作を買うきっかけになった楽曲があるんだけど、それはどれかというと2曲目に収録されている『Christmas In Jamaica』。この曲がめちゃめちゃツボだったんですよね。Toniのやさしいヴォーカルもいいしトラックも可愛らしくて◎、そして客演で登場する人気ラガマフィン・ラッパーShaggyもいい感じにREGGAEのテイストをプラスしてる…言うことなしですね。ちなみにアルバムの最後にはPoke & ToneのTrackmastersが手掛けた『Christmas In Jamaica(Remix)』も収録されてるんだけど、これがまた美味で困ッチング。

他の特筆曲としてはBabyfaceとDavid Fosterが共同プロデュースした『This Time Next Year』でしょうか。メンツからわかるとおり壮大で流麗なバラードになっていて、とことん酔いしれたい人にはもってこいのナンバーだと思います。Toni & Keriの夫婦コンビによる楽曲は、メロディ展開がなかなかドラマティックでいい『Holiday Celebrate』、Toniの武器である魅惑の低音ヴォイスが活きたしっとりバラード『Snowflakes Of Love』、いい感じに力を抜いた吐息まじりのヴォーカルに股間が反応してしまうムーディー曲『Santa Please...』と、他人が付け入る隙のないものばかり。

他もアコースティック・ピアノのしとやかな演奏が◎なバラード『Christmas Time Is Here』、『Christmas Song』、ドリーミーな世界に吸い込まれてしまう壮美曲『Have Yourself A Merry Little Christmas』と、定評のあるソウルフルな歌声に酔いしれるロマンティックな1枚に仕上がっています。

俺みたいにクリスマス・アルバムは苦手って人でもShaggyとやった『Christmas In Jamaica』はイケるんじゃないかな。機会があればぜひチェックしてみて下さい。

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