なんか安室奈美恵のNEWシングル『60s 70s 80s』が好調なようですね。オリコン･チャート初登場2位で、1週間の売上げが11,5万枚だって。で現在2週目なんだけど、今日発表されたデイリー･チャートで1位を獲得していて、もしかすると2週目にして週間チャート1位をゲットする可能性もあるとかないとか。オリコンとかあまり見ないからよくわかんないけど、11,5万枚も売り上げて2位って出す週が悪かったのか？まあ順位はともかく、CDが売れないこのご時勢のなか、1週間で11,5万枚も売り上げたってだけでも凄いですよね。しかも日本人が大好きな売れ線バラードではない曲で勝負してこの枚数。これね〜、もっとテレビとかに出てプロモーションしたらもうちょっと売れたんじゃないの？最近あまりMステとか出ないよね、安室。やっぱ緊張しいの安室は生番組は好きじゃないのかな…。
そういやこの間、ある店で働いてる連れが「安室ちゃんの新曲よく有線で流れてるよ」と言ってて、さっき調べてみたら週間HIT J-POP USENチャート、さらに週間HIT J-POP USEN総合チャートの両方のチャートで1位（3/19付け）を獲得してたみたい。着うたかなんかでも1位ゲットしてたみたいだし、もしかして絶好調？
とまあチャートやテレビの話題はこれくらいにして、今日は今回のシングル『60s 70s 80s』について軽く振り返ってみようかなと。みなさんご存知のとおり、『60s 70s 80s』は『NEW LOOK』、『ROCK STEADY』、『WHAT A FEELING』の3曲が収録されていて、3曲とも安室本人が出演するヴィダルサスーンのCMに起用されています。
60年代をテーマにした『NEW LOOK』。手掛けたのはT.KURA & MICHICOで、The Supremes"Baby Love"をサンプリング。鬼キュートなこの曲は今回のシングルの中で一番一般受けがいいみたいですね。そういや普段R&B/HIP HOPとかを聴かない俺の友達も「CMで流れてるパッツン前髪の安室ちゃんの曲好き」って言ってたっけ。原曲のもつふんわりやさしい雰囲気を残しつつも今っぽく仕上げてるT.KURAに拍手ですね。"オサレ"極まりないPVもとにかくキュートでめっちゃよかったです。
70年代をテーマにした『ROCK STEADY』。手掛けたのは日本のHIP HOPシーンの先駆者MUROとおなじみMICHICOで、Aretha Franklin"Rock Steady"をサンプリング。今回の3曲の中では一番安室らしいナンバーで、俺は一聴した段階で即惚れ。PVも素晴らしく、俺のツボである「ストリートで踊るシーン」があって、見た瞬間失禁＆脱糞…。こういうストーリー仕立てのPVって安室作品じゃあまりなかったですもんね。バックダンサー陣もSHUN、原田薫、YOSHIE、U☆Gと最強メンツだし、俺にとってまさに待望の一作って感じでした。
80年代をテーマにした『WHAT A FEELING』。手掛けたのは安室とは初顔合わせとなる大沢伸一とおなじみMICHICOで、Irene Cara"What A Feeling"をサンプリング。この曲はとにかく新鮮でした。安室があの大沢伸一のエレクトロ･サウンドを歌うってだけで最高なのに、実際の仕上がり＆PVも◎で満足度100%。このPVは3分40秒あたりからの安室の目力が見どころ。あんな挑発的な視線送られたら男はみな半ボッキ…いや本気勃ちしちゃいますから。ちなみに振り付けは安室のバックダンサーでおなじみのTETSUHARU。この3曲はPVも含め「ジャロって何ジャロ？」の嘘･大袈裟抜きで完成度高いですね。でもこれ…次出るアルバムに収録されるんだろうか？安室のことだから収録するとしても3曲全部収録ってことは多分ないっぽい気が。安室はシングル詰め込みアルバムを作らないというか、「アルバムの雰囲気に合わない」と思ったら容赦なく収録を見送りますからね。だから「アルバムを買うからシングルはパス」なんて思ってる人はゲットしといた方がいいですよ。『セックス＆ザ･シティ』や『プラダを着た悪魔』でおなじみのスタイリストPatricia Fieldに、Madonnaなども手掛けるヘアスタイリストOrlando Pitaによるファッション＆ヘアスタイルも最高なので、買うならDVD付きの方がオススメです。
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