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Teddy Rileyの秘蔵っ子としてデビューした、ブルックリン出身のフィーメール・ラッパーQueen Penの1stアルバム『My Melody』について。「そんなヤツいたっけ?」って感じかもしれないけど、Teddy Riley率いるBlackstreetの大ヒット曲『No Diggity』にDr. Dreとともにフィーチャーされてたあの女性ラッパーと聞けば思い出す人も多いのではないでしょうか。notraxによると2枚のアルバムをリリース後、脚本や短編集を発表するなど作家としての活動もしてるみたいです。

本作は彼女を見出したTeddy Rileyが大幅に関与しており、ほとんどの楽曲のプロデュースを担当しています。Olympic Runners"Put The Music Where Your Mouth Is"をサンプリングした『Queen Of The Click』、Teddy Rileyがラップでも参加した『Man Behind The Music』、Luther Vandross"Never Too Much"を大胆に敷き込んだ問答無用のクラブ・アンセム『All My Love』(Eric Williams客演)、Deniece Williams"Cause You Love Me, Baby"を使った鬼キュートなナンバー『My Melody』、Mr.Cheeks客演でEarth Wind & Fire"On Your Face"をサンプリングしたパーティー・チューン『Party Ain't Party』と、この段階でネタ使いが炸裂しまくってるわけですが、まだまだ大ネタ使いは続きます。

Spandau Ballet"True"を使った透明で清涼感あふれる1曲『It's True』、Michael Henderson"Let Me Love You"使いの心地いい気だるさに包まれる『The Set Up』、Phil Collins"In The Air Tonight"使いでなんと本人まで招いてしまった豪華極まりない『Get Away』、Rufus & Chaka Khan"Hollywood"サンプリングで重鎮Ronald Isleyをゲストに招いたこちらも極上曲『I'm Gon Blow Up』、Me'shell N'degeocelloの曲を使用した上に本人まで参加してしまった『Girlfriend』、Switch"My Friend In The Sky"使いの『No Hooks』など、これでもかとばかりに大ネタ使いが炸裂した聴きやすさ抜群のアルバムに仕上がっています。

全盛期のBad Boyもビックリの大ネタ使いのラッシュですね。たまにはこんなのもありかな。というか個人的に結構好きだったり。軽く流して聴きたいときや、ガツガツしたHIP HOPが苦手っていう人にはもってこいな1枚ではないでしょうか。

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