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90年代末に起きた和製R&Bブームに乗って登場したんだけど、他とは違う独自のセンスで人気&注目を集めた女性シンガー嶋野百恵のベスト・アルバム『abstract career』について。別名「Ultimate Best & Mo'」とも名づけられた本作は、これまでの全シングルに新曲『BlackEye』をプラス。さらに自選2曲をプラスした上、全14曲をリ・マスタリング収録と、この上ない贅沢な内容になっています。

まずは新曲『BlackEye』からいきましょうか。この曲がアーティスト嶋野百恵の持ち味を凝縮したような1曲になっていていいんですよ。切なく生々しいまでの歌詞にジャジーな要素を含んだスムージーなトラック、そして妖艶かつしなやかな歌声が三位一体となり混ざり合う…あぁ悶絶。

ベスト・アルバムだからいい曲ばかりなんだけど、その中でも個人的にお気に入りなのは、安室奈美恵やEXILE作品でおなじみのMICHICOがバックボーカルで参加した『45℃ (NJS mix)』、跳ねるビート&キャッチーなメロディがなんとも最高な『Hot Glamour (Original flava)』、都会の夜の喧騒を抜け出し、ひとりドライブしながら聴きたくなるようなひんやりスムージー・チューン『Next Lounge (Original full length)』、RHYMESTERの男前ラッパーMummy-Dとバトルを繰り広げる『Lesson』、ハウスやブレイクビーツといえばこの人ajapaiこと森俊彦がプロデュースした小気味よい極上チューン『Cream』(Mahya客演)、そしてMellow YellowのKOHEI JAPANのラップが挿入された『夜明け前』…って結構な数挙げちゃいましたね。でも本当にいい曲ばかりだからしょうがないか。

これら以外も、品よくグルーヴィな『baby baby, Service (Tastes like champagne mix)』、こちらも彼女らしいジャジー&グルーヴィなクリスマス・ソング『apple only one, only you』、TinyVoice Productionの今井了介がプロデュースした心地よくも気だるい『Jr. Butterfly』、Ram Jam Worldの朝本浩文プロデュースの『Meeting (Original full mix)』、息遣い混じりの生々しい歌い方が印象的なバラード『喝采とメランコリック』、RIP SLYMEのDJ FUMIYAがプロデュースした大人の色気漂う『SOLARIS』、サビの盛り上がり具合が◎な『ためらいの糸』と、恋愛リリシスト嶋野百恵の軌跡を凝縮したスルー厳禁な1枚に仕上がっています。

「恋愛にまつわる赤裸々な歌詞を書かせたらこの人の右に出る者はいない」といっても過言ではないですね、ほんと。歌い方もセクシーというと安っぽく聞こえるかもしれないけど、本当に大人の魅力が漂ってていい。機会があればぜひチェックしてみて下さい。

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