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常に世界中から注目を浴びているポップ・アイコンBritney Spearsの6thアルバム『Circus』について。最近の彼女は精神的に不安定で、いきなり坊主にするなど奇行が目立っていましたよね。前作『Blackout』もなかなかの出来ではあったけど、全力で取り組んだ感があったかといえば微妙だったし…。しかし今はだいぶマシになってきた印象を受けます。

そんな彼女が起死回生とばかりにはなつ本作。リード・シングルは新進気鋭のアトランタ・ベースのプロデューサー・チームThe Outsydersが手掛けた『Womanizer』。この曲は膨大なダウンロード・セールスを記録し、10/25付のUSビルボード・チャートで見事1位を獲得し話題になりましたね。

しかし個人的にはそれほどグッと来ず。本作もあまり期待を抱かずに購入したんだけど…ありました。カッコいい曲。それはDanjaがプロデュースした『Blur』。この曲はTimbalandぽいナンバーで、一聴した段階で「いいやん!」と思いました。ちなみにDanjaは『Kill The Lights』という曲も手掛けてるんだけど、こっちも怪しくもキャッチーでなかなかの出来でした。

で本作の肝を握っているのは、Avril LavigneやP!nkなどの作品で知られるDr. Luke & Benny Blanco。「これぞブリちゃん!」といった感じの威勢のいいダンス・チューン『Circus』、曲調がガラガラ変化するサイバー風味の『Shattered Glass』、煌びやかな世界へワープするような気分になるポップ・チューン『Lace And Leather』と、渾身の楽曲を提供していて手腕を発揮しています。

あと注目は、あのThe Underdogsの片割れHarvey Mason, Jr.が低音の効いた摩訶不思議系ダンス・チューンをプロデュースした『Mannequin』なんてのがある点と、ダンス・チューン満載な内容に安らぎの場を提供するかのごとくGuy Sigsworthが、哀愁漂うゆったりとしたトラックをバックに情感たっぷりに歌い上げる『Out From Under』、Britneyの柔らかい歌声に引き込まれてる美しいバラード『My Baby』の、ミッド〜スロウ2曲を担当している点でしょうかね。

他も、古くからの付き合いであるMax Martinが手掛けた『If U Seek Amy』、Bloodshy & Avantプロデュースの幻想的なんだけどエレクトロな『Unusual You』、Let's Go To Warプロデュースの軽く中華の香りがするアップ『Mmm Papi』、そしてボーナストラック扱いではあるけど、これって前アルバムに収録されてたような気がする『Radar』と、今回も彼女らしいダンス・チューンが楽しめる1枚になっています。

前作に比べ今回はゆったりとした曲もいくつかあるので、アルバムをとおして聴くときの疲れはある程度改善されたと思うし、トータルバランスも良くなってると思います。でもまだなんか欠けてる印象を受けるんですよねぇ。贅沢いいすぎでしょうか。

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