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素晴らしい歌声と聴く者の胸に沁みること絶対のメロディー・センスでファンを増やし続けている、男性シンガー・ソングライター秦基博のミニ・アルバム『僕らをつなぐもの』のプレミアム・エディションについて。本作はヤフオクやアマゾン・マーケット・プレイスなどで高値になり入手困難な状態になっている1stミニ・アルバムの初回限定盤の再リリース盤で、2万枚限定で発売されました。初回限定盤を持っているので買わないでおこうかと迷ったけど、気付いたらポチッと購入しちゃってる自分がいました。

初回限定盤と違う点はボーナストラックとして『やわらかな午後に遅い朝食を』、『プール』、『風景(Acoustic Session with 冨田ラボ)』が収録されてるのと、DVDの方にその3曲のライブ映像がプラスされているということ。なんで今さらこの3曲を追加収録したのか疑問だけど、人気上昇中の今だからこそ、まだ秦のことをよく知らない人に昔の名曲を聴いてほしいってことか?まあ今回の再リリースにあたり高音質SHM仕様になってるから、初回限定盤を所持しているファンにとっても嬉しいといえば嬉しいんですけどね。

てことで初回限定盤とかぶってる曲に関してはそちらのレビューをチェックしてもらうとして、今回は新規追加された曲について触れてみますね。『やわらかな午後に遅い朝食を』は彼のデビュー・シングル『シンクロ』の2曲目に収録されていたナンバー。切なさを含んだゆったりとしたバック・トラックに秦の気だるくも表情豊かな歌声が乗る…。メロディ展開も◎だし、至極の名曲以外の何物でもないですね。最高です。

『プール』はシングル『鱗(うろこ)』の2曲目に収められていたナンバー。こちらもゆったりとしたアコースティックな曲になってるんだけど、サビ部のメロディ&歌声がいいのなんのって。まさに「心を揺さぶる」って感じで、こんな素敵な曲が作れ、そして歌えてしまう秦の才能が思わず憎くなってしまいます。

そして『風景(Acoustic Session with 冨田ラボ)』は彼のデビュー・アルバム『コントラスト』のエンディング曲のアコースティック・バージョンで、シングル『キミ、ボク、メグル』の2曲目に収録されていたナンバー。何度も言ってるから知ってる人もいると思うけど、俺『風景』大好きなんですよ。『コントラスト』収録曲の中で一番好きというか、秦の楽曲の中で一番好きかもしれない。切なさとぬくもりがいい塩梅で同居してる詞もいいし、その詞をサラッと歌ってるようで情感たっぷりに歌ってる歌声もいい。あぁ、何度聴いても心奪われちゃうなぁ。DVDの方も生演奏がとても心地よく見応え十分の内容になってますよ。

てことで初回限定盤を買い逃してた人はぜひチェックしてみて下さい。すでに初回限定盤を所持している人も、音質が向上してるし2万枚限定生産ってことなので、金銭的に余裕がある人はゲットしてみてはいかがでしょうか。


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