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BAD BOY所属の小悪魔シンガーCassieのデビュー・アルバムをバックアップし話題になった、ハーバード大卒のシンガー・ソングライター/プロデューサーRyan Leslieのデビュー・アルバム『Ryan Leslie』について。New Edition、Donell Jones、Britney Spearsなど、プロデューサーとしては大活躍の彼ですが、シンガーとしては結構苦労人でして。何年も前に『Just Right』でアルバム・デビューする予定だったにもかかわらず結局はお蔵入りに…。

今回も幾度かのプッシュバックがあったので「またお蔵入りかぁ…」なんて思ってたんだけど、無事リリースされて一安心でございます。プロデューサーとしての顔も持つRyanということで、収録されている12曲全て彼自身によるセルフ・プロデュース。

先行シングルは『Diamond Girl』でしたね。スペーシーで煌びやかなシンセ・リフが◎な上ラップなんかも飛び出しちゃって、その仕上がりはとってもグルーヴィー。この時空を行き来するようなサウンドは病み付きになりますね。続く2曲目『Addiction』も話題になること必至の1曲で、あのCassieとFabolousをフィーチャー。Ryanの繊細なファルセットとCassieの無機質なフック、そして要所で切り込んでくるFabolousの脱力系ラップ。その3つか近未来系シンセ・ビーツの上で絡み合うっていうんだから悪いはずがないですよね。地味にクセになります。

他のアルバム曲も彼の味が出まくったものばかりで、春をイメージさせるような柔らかで爽やかな『You're Fly』、中盤までは「どこかPharrellぽいなー」という印象なんだけど、後半で曲調がガラッと変化する『Quicksand』、甘くゆったりとしたトラックにこれまた甘美なファルセットが乗る『Valentine』、お蔵入りアルバムにも収録されていた浮遊感たっぷりの『Just Right』、宇宙遊泳サウンドに"エイ!!エイ!!エイ!!"という煽りを塗したネッチョリ・ミッド『How It Was Supposed To Be』、ピアノがいい味出してる『I-R-I-N-A』、『Shouldn't Have To Wait』、どっしりとしたビートと軽やかなウワモノが相性良く絡まる『Out Of The Blue』、どこか懐かしさ漂う感じのミッド・ダンサー『Wanna Be Good』、そして本作の〆を飾るオートチューン使いの好バラード『Gibberish』と、彼ならではのエレクトロ・サウンドが炸裂した力作に仕上がっています。

まあヴォーカルに関しては特筆すべきこと無しって感じだけど、サウンドに関しては申し分ない出来というかさすがといった感じで満喫することができました。でもちょっとリリースするのが遅かったかな。Cassieがブレイクしてる時期あたりにリリースしてたらもっと話題になったろうなぁ。そこだけが悔やまれる。

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