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『Hips Don't Lie』(オシリは嘘つかない)やBeyonseと歌姫共演をはたした『Beautiful Liar』などのヒットで知られる、南米はコロンビア出身のラテンポップ・シンガーShakiraの英語詞アルバム3枚目『She Wolf』(US SPECIAL EDITION)についてレビュー。シングル曲やPVはそれなりにチェックしてきたけど、彼女のアルバムを買うのは何気に今回が初めてなんですよね。今まで避けてきた理由は簡単で、スペイン語で歌われた曲が苦手だから。今回は英語詞アルバムってことでゲットしてみました。

購入の起爆剤となったのは先行シングルだった『She Wolf』。そう、爆笑&戦慄のコマネチ・ダンスが炸裂してるPVが話題になったあの曲です。エレクトロ・ディスコな味付けで曲自体の印象も悪くなかったけど、やっぱ一番グッときたのはPVですね。あんなダンス披露されちゃったらご祝儀で買わないわけにはいかないですよ。

で本作は「エレクトロニックでダンス/クラブ色の強い作品になってる」という前情報があったと思うんだけど、まさにそんな感じに内容になっています。前半は売れっ子The Neptunesがプロデュースした楽曲が連続して並んでいて、"エーエーエーエー♪"とThe-Dream節が炸裂する『Did It Again』、そしてエレクトロとアラビアンを混ぜ合わせたような3曲『Long Time』、『Why Wait』、『Good Stuff』と、適度に今のテイストを取り入れた計4曲を提供。

本作を聴くまではもっとエレクトロに傾倒した内容になると思ってたけど、エレクトロの要素が強く出てるのは『Men In This Town』くらいで、他はインドや中近東、アフリカなどのテイストを取り入れた微エレクトロな楽曲が多くを占めてる印象を受けました。

上記以外もバラエティに富んでいて、タイトルどおり民族音楽的な香り強めな壮美曲『Gypsy』、Wyclef Jeanプロデュース&客演のアップ『Spy』、そしてポップ・ロックなクロスオーバー曲『Mon Amour』と、彼女の魅力をいろんな方面から引き出した意欲作になっています。なお、『Lo Hecho Esta Hecho』、『Anos Luz』、『Loba』のラスト3曲は、『Did It Again』、『Why That』、『She Wolf』のスペイン語バージョンです。

と、ここまでが通常盤と共通の曲紹介で、〆はUS SPECIAL EDITIONで追加収録された4曲について。『Give It Up To Me』はUS SPECIAL EDITIONからの先行シングルで、TimbalandプロデュースLil Wayne客演という売れ線の布陣で挑んだナンバー。妖艶なバウンシー曲でなかなかヒット・ポテンシャル高い1曲になってるのではないでしょうか。『Did It Again (Remix)』はKid Cudiのラップがプラスされたバージョンで、こちらもさらに良さが増してる感じで◎です。『Gypsy (Live)』と『She Wolf (Live)』についてはタイトルそのまんまです。

個人的にオススメなのは『She Wolf』と『Give It Up To Me』、そして『Did It Again (Remix)』あたりでしょうか。アルバム全体に散りばめられているShakiraならではのアラビアン・エレクトロな楽曲群…結構いけますね。でも一番おもしろかったのはやっぱ『She Wolf』のPV。あのコマネチ・ダンスと終盤の奇妙なダンスは神の域に達してる。アウ〜。

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