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ラッパーとしての活動以外にも俳優としても活躍しているマルチ・アーティスト50 Centの4thアルバム『Before I Self Destruct』についてレビュー。当初、前作『Curtis』がリリースされる前に発売される予定だった本作。前作はプライベートな面が出たアルバムだったけど、今回は従来の50 Centらしい楽曲で攻めてます。自身曰く「『Get Rich Or Die Tryin'』の前章」的内容なんだとか。売り上げは思ったほど伸びてないみたいだけど、はたしてその内容は…。

先行シングル『Baby By Me』はPolow Da DonプロデュースNe-Yo客演という抜かりないメンツで挑んだメロディアス・チューン。HIP HOPファンのみならずR&Bファンのハートもがっつりキャッチな歌モノでツカミはOKって感じですね。歌モノといえばボーナス・トラックとしてして収録されている『Could've Been You』も上質で、夜を連想させるようなトラックがとても心地いい1曲になっています。今回歌モノと呼べる曲はこの2曲のみってことで、少々というかかなり?残念だけど、出来がいいのでよしとしましょうか。

注目のDr. Dreがプロデュースしたのは『Death To My Enemies』、『Psycho』、『Ok, You're Right』の3曲で、『Psycho』に関しては兄貴的存在であるEminemが客演してる点も要チェック。最初に紹介した歌モノ2曲もなかなかの俺好み曲なんだけど、他でヘビロテしてるのは『Then Days Went By』と『Gangsta's Delight』、そして『Do You Think About Me』の3曲。『Then Days Went By』はMichael Jackson"Ain't No Sunshine"ネタってのがヤバいですね。ソウルフルな上にフックもキャッチーで中毒性十分。結構ハマりますよ。『Gangsta's Delight』の方はHavocがプロデュース。これはタイトルからも察しがつくとおり名曲"Rappers Delight"を使ってるんだけど、フレーズをダークに口ずさむ感じになぜかやられちゃいました。Rockwilderプロデュース『Do You Think About Me』は俺の大好きな夜系ソウルフル曲ってことで初めて聴いた時点で即ノックアウト。9曲目『Strong Enough』もそうだけど、こういう曲って地味だけど病み付きになるんだよなぁ。

他は50 Centらしいダークで攻撃的な曲が多く、銃声が鳴り響く『So Disrespectful』、ほんのりサイバーな『Hold Me Down』、Rick Rockプロデュースの『Stretch』、タイトルを連呼するフックが頭から離れなくなる『Get It Hot』など、ラッパー50 Centの意地を感じ取ることが出来る1枚になっています。

曲単位でみるといい曲もあるし、意地や気迫は伝わってくるんだけど、シングル・カットしてチャート上位を狙える曲が豊富にあるかというと微妙な感じですね。前作あたりから人気に翳りが見えはじめてる印象の50 Cent。なんとか踏みとどまってほしいなぁ。

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