df7d1db1

16歳の時にリリースしたシングル『Run It』のヒットで、一躍スターダムへとのし上がった、歌って踊れる人気若手男性アーティストChris Brownの3rdアルバム『Graffiti』(2枚組デラックス・エディション)についてレビュー。Chris Brownといえばかつての恋人Rihannaとの一件は避けては通れない出来事ですよね。人気が下落してもおかしくない状況の中で作り上げた本作は一体どんな内容になっているのだろうか。

口火を切るかのごとくリリースされた1stシングルは、Swizz Beatzプロデュースによる『I Can Transform Ya』でしたね。アップテンポなギターリフが雄臭く鳴るサイバー&ロッキッシュなHIP HOPチューンで、ゲストのSwizzとLil Wayneの援護射撃も文句なしのキラーチューンでした。続く2ndシングル『Crawl』は『I Can Transform Ya』とは打って変わって壮美な世界に包まれるミディアム・ナンバー。Polow Da Don提供の『So Cold』もそうだけど、メロディアスでいい曲ではあるのは認めるけど、そろそろこういう白いクロスオーバー曲はお腹いっぱい…。

そこで2曲目『Sing Like Me』ですよ。こういうオリエンタルな曲大好物なんですよね。一聴した段階でノックアウトされました。あとマッチョなシンガー・ソングライターTankとデュエットした『Take My Time』も濃密&悩殺系で素晴らしい出来。なんだけど、Tankの存在感が凄すぎてChrisが霞んじゃってるのが残念…。

中盤は多種多様なアップ曲を中心に構成されていて、The RunnersプロデュースPlies客演のアゲアゲ曲『What I Do』、才能溢れるシンガー・ソングライターRyan Leslie提供のどこか懐かしい香りのするアップ『Famous Girl』、近未来系ディスコ・チューン『I.Y.A.』、Brian KennedyプロデュースEva Simons客演のエレクトロ・ダンスチューン『Pass Out』、Polow Da DonプロデュースでTrey SongzとGameがゲストに招かれた『Wait』と、流行に目配せした好曲がズラリ。

後半は徐々にリラックスできるような流れになっていて、メロディアスなミディアム『Lucky Me』、なんともいえない怪しい雰囲気に包まれる『Fallin Down』、そしてBrian Kennedyによるロック寄りのバラード『I'll Go』と、DISC 1は高品質な合計13曲を収録。デラックス・エディションのみ付属のDISC 2の方は、Polow Da Donプロデュースの『Gotta Be Ur Man』、『I Love U』、美しくもメロディアスな『Movie』、ギターのリフが効いたダンスチューン『For Ur Love』、『I Need This』、そしてScott StorchプロデュースSean Paul客演の『Brown Skin Girl』と、メイン盤に収録されててもおかしくないくらいの好曲計6曲を収録しています。

どの曲も余裕で及第点を越えた出来だと思うけど、ここまで白い曲が多いとは正直予想外でした。いや、普通にあるだろうなとは思ってましたよ。ただ思ってたよりも幅の利かせ方が半端なかったのでちょっと驚いてしまいました。でもそういうのを一切気にしないという人は、ハイクオリティな今ドキ曲が勢揃いしていますので安心してチェックして下さい。

Thank you for your support!
 にほんブログ村 音楽ブログへ

スポンサーリンク

HOT TOPICS