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アルバム総売上枚数3千万枚超のゴッドファーザー・オブ・ウェッサイことSnoop Doggの10thアルバム『Malice N Wonderland』についてレビュー。本作はPRIORITY RECORDSに復活移籍して放つ注目作で、彼は復活移籍と同時に同レーベルのクリエイティヴ・チェアマンにも就任。ということで彼のただならぬ気迫を感じ取ることができる力作になっています。

本作の購買意欲を高めるのに一役買ったのが先行シングルだった『Gangsta Luv』。手掛けるのは売れっ子C. "Tricky" Stewart & Terius "The-Dream" Nashで、The-Dreamは客演でも参加。この曲が鬼キャッチーで一聴した段階で即ハマり。この売れっ子コンビはもう1曲『Luv Drunk』も手掛けてるんだけど、こちらもThe-Dreamならではの甘ゆる〜い世界が展開されていて、Snoopのゆるいラップとの相性も絶妙で見事なケミストリーを生み出すことに成功しています。

この2曲をはじめ、本作はシンガーをゲストに招いた歌モノが多数収録されてるんだけど、そのどれもが極上でHIP HOPファンのみならずR&Bファンのハートもがっちり鷲掴みに掛かります。80'sのクラシックThe Commodores"Zoom"をサンプリングしたR. Kelly客演の夜系煌びやか曲『Pimpin Ain't Ez』、前作でも大活躍していたTeddy RileyがプロデュースしたJazmine Sullivan客演のソウルフル・ナンバー『Different Languages』、そしてThe NeptunesプロデュースでPharrellとBrandyがゲスト参加した『Special』と、どれも上質な仕上がりになっています。ちなみにいい意味で気だるい雰囲気を醸し出してる『Special』は、前作に収録する予定だったけど他の曲群とフィットしなかった為、収録を見送ったという経緯があるみたい。

その他もいろんなタイプの曲が収録されていて、スリリングでハードな『I Wanna Rock』、硬質サイバーなビートが静かに響きわたる『2 Minute Warning』、掛け声番長ことLil Jonがプロデュース&客演したアゲアゲ曲『1800』、こちらもシンセを纏いながらドコスカ上げにかかるSoulja Boy Tell 'Em客演の『Pronto』、Timbalandの右腕的存在のDanja提供のサウス仕様曲『That's Tha Homie』、Busta Rhymes『Touch It (Remix)』を薄味にしたような『Upside Down』、そしてBattlecatがウェッサイ・ファンを虜にするようなメロディアス曲をプロデュースした『Secrets』と、豪華で東西南北の枠にとらわれない強力な1枚になっています。

最初の方で挙げたように耳馴染みのいい歌モノも豊富にそろってるし、ウェッサイな『Secrets』なんかもあって、聴き終えたあと思わずリピート・ボタンに手が伸びてる自分がいます。とてもバランスのいい1枚になってるのでよかったらチェックしてみて下さい。

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