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BAD BOY ENTERTAINMENTの最高経営責任者、レストラン、ファッション・ブランドなどの経営者、そしてラッパー、プロデューサーと、いくつもの顔をもつPuff Daddyのソロ・アルバム『Forever』についてレビュー。1997年にPuff Daddy & The Family名義で『No Way Out』をリリースしてるから2ndアルバム扱いでいいのかな。みんな知ってると思うけど、一応説明しておくとPuff DaddyとはDiddyの改名前の名前です。

本作からの先行シングルは『P.E. 2000』でしたね。この曲はPublic Enemy"Public Enemy No.1"をサンプリングというかほぼカバー状態で、発表当時賛否両論ありましたよね。ぶっちゃけ俺もあまりハマれなかったクチです。次いでシングル・カットされた『Satisfy You』はR. Kellyをフィーチャーした歌モノ。こちらはチャート・アクションも好調で、Billboard Hot 100で2位、Hot R&B/Hip-Hop Singles & Tracksで1位をマークしました。この曲をはじめ、本作は豪華コラボが満載。そしてBAD BOYらしい大ネタ使いも駆使されまくってます。

Jay-Zが客演した『Do You Like It... Do You Want It...』は、LL Cool J"Wanna Get Paid"をサンプリング。比較的新しい曲を使ってたので初めて聴いた時は軽く驚きました。でも曲の出来は硬質なアレンジも◎でカッコいいですね。今でも全然アリです。Carl Thomasが哀愁溢れる歌声を披露する『I Hear Voices』は、日本を代表するジャズ・ギタリスト川崎燎"Bamboo Child"をネタ使い。こういうとこで日本人の名前を発見すると嬉しいですね〜。

あとMC Lyte"Paper Thin"をモロ使いした『Fake Thugs Dedication』もRedmanが大暴れしててスルー厳禁でしょ。んで姉御Kelly Priceのソウルフルな歌声がフックを飾る『I'll Do This For You』も鬼キャッチーでいいし、Twistaのマシンガン・ラップが炸裂する『Is This The End (Part Two)』、The Notorious B.I.G.(生前の音源)とLil' Kimを迎えたダーク&シリアスな『Real Niggas』あたりも好きですね。基本的にBAD BOYは嫌いじゃないので、好き嫌いが分かれる大ネタ使いも拒否反応はなし。

他も、ピコピコしたコンピュータ音が近未来な雰囲気を醸し出した『What You Want』、Bizzy Bone客演でEarth, Wind & Fire"Fantasy"使いの『Angels With Dirty Faces』、タイトルを連呼するフックがキャッチーでいいLil' Kim & Mark Curry客演の『Gangsta Sh*t』、Shyne、G-Dep、Cee-Lo、Busta Rhymes、Sauce Moneyと大所帯でマイクをまわす『Reverse』、本作でプロデューサーとしても大活躍しているMario Winansのエモーショナルな歌声が響きわたる『Best Friend』など、金に糸目を付けないPuff Daddyらしい豪華な1枚になってます。

ラップでの存在感はお世辞にもあるとはいえないけど、おなじみのHitmenらとの裏方での手腕は素晴らしいですね。キャッチーな曲とハードな曲のバランスもいい感じで、全19曲もある割には結構サクッと?聴けますよ。

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