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歌とダンスの才能をあわせ持つ完全無欠のMr.エンターテイメント、Usherの6thアルバム『Raymond V Raymond』についてレビュー。少々延期があったり、タイトルを『Monster』から『Raymond V Raymond』に変更したりと、いろいろありましたが無事リリースされてとりあえず一安心。本作はあの離婚騒動後の作品ということで注目されてたりもするけど、さてどんな内容になってるんでしょうか。

Sean Garrettプロデュースによる先行曲『Papers』は、「書類にサインする準備はできている」などという歌詞が話題を呼びましたよね。本作からの正式な1stシングル『Hey Daddy (Daddy's Home)』も『Papers』同様メロディアスなナンバーなんだけど、俺は断然こっちの方がお気に入り。女性コーラスや男性の掛け声がアクセントになっていて、曲を盛り上げるのに一役買ってるんですよね。The Runners & Rico Loveグッジョブです。

本作は最近あまり仕事量の多くないJam & Lewisが参加し、「俺達はまだまだ現役だぞ」と言ったかどうは不明だけど、ベテランならではの腕前を披露しています。軽く近未来系仕様のオープニング・チューン『Monster』、時空を超えてるような気分になる神秘的な魅力で満ち溢れたスロウ『Mars vs Venus』、アジアンな雰囲気とレゲエっぽい雰囲気が同居したミッド『Pro Lover』と計3曲を手掛けてるんだけど、どれも余裕で及第点超えした仕上がりでいいんですよね〜。この流れでJanetとのタッグも復活してくれると嬉しいんだけど…。

さて、Usherといえばトレンド・セッター的存在のイメージがありますよね。今回も期待を裏切らない攻め曲がちゃんと収録されていて、Elvis "Blac Elvis" WilliamsとPolow Da Donプロデュースで客演女王Nicki Minajが援護射撃するHIP HOP寄りナンバー『Lil Freak』、Ludacrisをフィーチャーしたド派手なアゲ曲『She Don't Know』、Will.I.Amプロデュース&客演のエレクトロ『OMG』、盟友P. Diddyの煽りが効果的に差し込まれた『So Many Girls』、フューチャリスティックな味付けが◎な『Okay』と、軽快に踊るUsherが想像できる好アップがずらり。うん、どれもいい感じですね。

あとは安心して身を委ねることができるミッド〜スロウになっていて、しなやかなファルセットが堪能できる『There Goes My Baby』、Jermaine Dupri、Bryan-Michael Cox、Johnta Austinと錚々たるメンツが手掛けた美曲『Foolin' Around』、T.I.をフィーチャーした晴れやかな1曲『Guilty』、そしてエンディングに相応しいセクシー&メロディアスな『Making Love (Into The Night)』と、我々の期待を裏切らない充実した1枚になっています。

前作『Here I Stand』に続き、今回も大人の魅力が垣間見れる内容になってていいですね。キッズ・シンガーだった頃を思うとなんともいえない感慨深い気持ちになります。曲の質は言わずもがな、ダンサブルな曲と聞かせる曲のバランスも素晴らしいし文句なしですね。先日のMonicaの新作もよかったし、この世代はまだまだ大丈夫。いい味出てます。

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