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独自のセクシー路線というかエロ路線でマニア…もとい、ファンを魅了し続けている才能溢れるシンガー・ソングライターMarques Houstonの5thアルバム『Mattress Music』について。今回のアルバム、発売の2週間くらい前まで出ること全然知らなかったんですけど。俺のチェックが甘かったのもあるけど、プロモーションが地味だったみたいなこともあるのかな?まあいいや。

アルバムのクレジットを見ると、Eric "Cire" Crawford、Marques Houston、Chris Stokesの3者で作り上げたといっても過言じゃない内容になってますね。あとミックスでHarvey Mason Jr.の名前も確認できます。

本作からの先行シングルは、『Pullin' On Her Hair』と『Kickin' & Screamin'』ってことでいいのかな。前者はRick Rossをフィーチャーしたメロディアス・ミッドで、後者は良くも悪くもモロThe-Dreamな仕上がりで思わず苦笑いしちゃいました。

この"The-Dreamっぽい"というのは本作のキーワードになっていて、イントロの"ウーウー"からして嫌でもThe-Dreamの顔が脳裏を過ぎってしまう『Mess』、The-Dreamっぽい歌の乗せ方とリフレイン技が特徴の『Noize』、The-DreamとR. Kellyを足して2で割ったようなバラード『Ghetto Angel』など、いくつかの曲で「これは確実にThe-Dreamを意識してるでしょう」と思わせる部分があります。普通だったらそれが鼻についたりするんだけど、なぜかMarquesの場合は嫌味がないというか許せちゃうという不思議。ただ俺がMarques贔屓なだけってオチですかね。ははは、そうかもしれない(笑)

まあ真面目な話、どの曲も質がいいからってのもあるんだけど、上記以外の楽曲も上質なものが多く、再生早々聴く者のハートを鷲掴みする流麗&メロディアスなオープニング曲『Mattress Music』、Soulja Boy Tell 'EmのラップとHIP HOP系の声がアクセントになった甘く切ない系ミディアム『Swag Sex』、Marquesのソフトな歌声&ファルセットに自然と聴き入ってしまうスロウ『He Ain't Me』、こちらも同系のセクシーなミッド・バラード『High Notes』、『Explosion』、そしてラストをかざるに相応しい美しくもセクシーなスロウ『Waterfall』と、Marquesの旨味が凝縮された乙な1枚に仕上がっています。

いくつかの曲で感じる"The-Dreamっぽさ"で評価が分かれそうだけど、その点さえクリアできればなかなかよく出来たアルバムなんじゃないかなーと。俺も最初は「結構あからさまだな」と苦笑いしたりもしたけど、後半のバラードとか凄くいいし最終的には「うん、アリアリ」と許せちゃいました。全11曲とコンパクトなので最後まで飽きずに聴けるのもいいですね。

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