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歌って踊れるフロリダ出身の若手男性シンガーJason Deruloの2ndアルバム『Future History』について独り言。J.R. Rotemのバックアップを受けデビューした彼ですが、そのデビュー・アルバムもヒットを記録し話題になりましたよね。個人的に歌って踊れるシンガーが好きなので、何気に彼にも注目してるんですよねぇ。

本作からの先行シングルはHarry Belafonte"The Banana Boat Song"とRobin S"Show Me Love"をサンプリングした『Don't Wanna Go Home』でした。このネタ使いはマイアヒ〜使いのT.I.『Live Your Life feat. Rihanna』や、ランバダ使いのJennifer Lopez『On The Floor feat. Pitbull』と同じくらいいろんな意味でインパクト大で、初めて聴いたとき思わず笑っちゃいました(笑)しかも邦題が『Don't Wanna Go Home 〜魅せてよ、トゥナイト』って…。そう名づけたい気持ちはわかるけど、この邦題…アリなのか?^^;まあいいか。

『Don't Wanna Go Home』も嫌いじゃないけど、それ以上に俺のツボにヒットしたのが2ndシングル『It Girl』。これ好きなんですよ〜。「You Could Be My It Girl〜♪」のとこがツボでかなりリピートしちゃってます。

アルバム曲でお気に入りなのは、ちょっとポコスカした感じのおもしろいアップ『Make It Up As We Go』、Lady Gaga作品などでおなじみのRedOneプロデュースで名曲Toto"Africa"をネタ使いした『Fight For You』、「これThe-Dreamっぽいな〜」と思ったらTerius "The-Dream" Nashが名を連ねてたというオチの『That's My Shhh』、そして『Don't Wanna Go Home』をはじめ本作で大活躍してるThe Fliptonesプロデュースの疾走感溢れるダンスチューン『X』あたりですかね。

ちなみに前作でガッツリ関与してたJ.R. Rotemは、ストリングスやピアノが印象的なミッド『Be Careful』と『Pick Up The Pieces』、そして『Dumb』の3曲にとどまっています。

他もDJ Frank Eが手掛けたラテン風味の4つ打ちダンスチューン『Breathing』、ギターの音色がアクセントになったミディアム・アップ『Givin' Up』、ヒットメーカーDJ Frank Eの手腕が光るビートの効いたアップ『Bleed Out』、そして国内盤のボーナストラックとして収録された『Bombs Away』、『Don't Wanna Go Home (Club Junkies Radio Mix)』、『Don't Wanna Go Home (7th Heaven Club Mix)』の3曲と、前作とは違い複数のプロデューサーが彼の魅力を引き出した気合いの入った1枚になっています。

ダンスチューン多めで、若くて歌って踊れる彼にピッタリの内容ですね。「好きすぎて震える」ってほどではないけれど結構気に入ってます。

フューチャー・ヒストリー(初回限定スペシャル・プライス盤)
ジェイソン・デルーロ
ワーナーミュージック・ジャパン
2011-09-28

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