faa1d482

Beyonce、Usher、Whitney Houstonなど、数多くのBIGアーティストの楽曲を手掛けソングライターとしてグラミー賞を受賞したことでも知られるGordon Chambersの3rdアルバム『Sincere』について独り言。1stアルバム、2ndアルバムと、彼のアルバムは全て所持してるけど、どの作品も美しいというか品があるというか、ジェントルマンな感じがして好きなんですよね。

今回のアルバムもその紳士な感じは健在で、ファンの期待を裏切らない出来になってますよ。まず最初にビビッときたのがDonny Hathwayのカヴァーに挑んだ『A Song For You』。これめっちゃ好きだな〜。後半の熱唱とか何度聴いても心にビシバシ・ヒットするもんだから、無意識でリピートボタン押しちゃってなかなか次の曲へ進めないんですよ(笑)

あとR&Bファンには懐かしい名曲Brandy、Tamia、Gladys Knight、Chaka Kahnの豪華共演による『Missing You』をちょいアレンジしてカヴァーした『Missing You』もスルー厳禁ですよね。この曲はGordonがソングライティングで参加してたのでセルフ・リメイクといった方がしっくりくるかな。Gerald LevertとPhyllis Hymanに捧げてるんだけど、それをふまえて聴くとさらに心に沁みますよね。

それと本作からの先行曲だった『I Can't Love You (If You Don't Love Me)』も、ほんのりシンセが効いたちょっと今を意識した曲ではあるんだけど、ほんと嫌味のない程度で、基本はメロディアスなミッドといった感じでいいですよね〜。PVもなかなかでした。

この3曲以外も粒揃いで、オープニングをかざるちょいアップテンポな『In The Band』、あまり使いたくない言葉だけど"セツナ系"という言葉がピッタリの『Sincere』、女性シンガーCandace Colesとデュエットした『Love You Better』、ちょい懐かしい感じのダンス・ナンバー『In The Light』、女性シンガーSara Devineをフィーチャーしたライブ音源『Walk With Me (Live At The Blue Note)』、そして信頼と安心の『Coming Back』、『Moody Love』、『In My Room』、『Lead Me (The Ocean)』と、彼の魅力がふんだんに活かされた聴きごたえのある1枚になっています。

今回もほんと文句なしの出来ですね。もともと彼の歌声(歌唱力)も好きだし、それにプラスして曲もいいとくりゃね。大変満足度の高いアルバムでした。

Sincere
Chambers, Gordon
Nia
2011-09-27

Thank you for your support!
 にほんブログ村 音楽ブログへ