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今はどうしてるのでしょうか?ブルックリン出身のフィーメール・ラッパーFoxy Brownの1stアルバム『Ill Na Na』について。LL Cool J『I Shot Ya (REMIX)』で注目され、その後はLil' Kimとともにビッチ・ラッパーとして一時代を築いたわけだけど、ここ数年は音沙汰ないですよね。女性ラッパーの中では結構好きな方だったのでちょっとさびしい…。

FoxyといえばJay-ZやPoke & ToneのTrackmastersと絡んでる印象が強いけど、その2組は本作にもがっつり参加。(デビュー作だし当然か)そのTrackmastersがプロデュースしたシングル『Get Me Home』は客演でBlackstreetが参加した病み付き度100%の歌モノHIP HOP。Foxyの切れ味鋭いラップとBlackstreetの甘く心地いい歌声が本当に最高で今聴いても全然アリ。未聴の人はぜひチェックを!Trackmastersプロデュースのシングル曲といえばこの曲もスルー厳禁ですね。そう、Jay-Z客演の『I'll Be』。この疾走感…いいですよね。フックもキャッチーですし。

Trackmastersは他に、Isaac Hayes"Ike's Mood Part 1"をサンプリングした『(Holy Matrimony) Letter To The Firm』、制作にJay-Zも関与した『Foxy's Bells』、Mobb Deepの片割れHavocをフィーチャーした『The Promise』、Luther Vandross"Any love"をモロ使いしたトラックが極上すぎる『If I...』、車が駆け抜ける音を効果的に使用した臨場感あふれるトラックが○な『The Chase』、Kid Capri客演でおもわず一緒に口ずさんじゃう系のキャッチー曲『Fox Boogie』などもプロデュース。この中だと『If I...』がおすすめかな。Luther Vandross"Any love"使いなのでR&Bファンも聴きやすいと思います。

あとアルバムにはMethod Manと絡む『Ill Na Na』や、The S.O.S. Band"No One's Gonna Love You"をがっつりサンプリングした『No One's』なども収録。

要所にキャッチーな歌ものや名曲を使った(サンプリング)曲が挿入されてるので、最後まで飽きることなく聴くことができますね。これ1996年の作品か…。発売されてから19年、あっという間というか月日が経つの早いですね(遠い目)

Ill Na Na
Brown, Foxy
Def Jam
1996-11-19

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