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世界的な歌姫として君臨するMariah Careyのベスト・アルバム『#1's』について。Mariah…ここ数年は歌手としての活動よりも、金遣いの荒さ、ワガママぶり、バックダンサーとのイチャイチャなどを理由に大富豪James Packerに捨てられた"イタい女"という印象が強いですよね。そのあとに発表した『I Don't』という曲の歌詞も「あなた…私が戻ると思ってるんでしょ?でも戻らないわ!」みたいな感じでさらに"アイタタタ"。Mariahさん…捨てられたのはあなたですよ。現実を見ましょう。

閑話休題。本作は1998年にリリースされた、タイトルどおりチャートNo.1を獲得した曲を中心に作られた1枚で、発売時でいうとNo.1曲は12曲収録されてたということで合ってるかな?まあこのNo.1曲群についてはどれも説明不要だと思うので簡単にしか触れませんが、ほんと素晴らしい曲のオンパレードで、いつ聴いても、そして何度聴いても飽きないんですよね。

個人的お気に入りは、BAD BOYのSean "Puffy" CombsプロデュースでラッパーMaseをフィーチャーしたHIP HOP寄りのキュート曲『Honey』、「PVの夜の湖の上をブランコでゆらゆら揺れてるMariahかわいかったなー」とつい遠い目になっちゃうMariah & Jermaine Dupriプロデュースの『Always Be My Baby』、Boyz II Menとデュエットした最強で最高の『One Sweet Day』、Wu-Tang ClanのOl' Dirty Bastardの個性が炸裂した鬼キュート曲『Fantasy (Bad Boy Fantasy Mix)』、中山美穂が超絶劣化カバーしたことでも知られる名曲『Hero』、Mariahの高音ヴォイスに圧倒される『Emotions』など。

お次はボーナスと表記されてる曲について。こちらも話題曲てんこ盛りで、Jermaine DupriとRainy Davisのカバーに挑んだ『Sweetheart』、「これぞ歌姫のデュエット!」なWhitney Houstonと歌うThe Prince Of Egypt曲『When You Believe』、男性R&BシンガーBrian McKnightと美しく歌声を重ねるバラード『Whenever You Call』、Brenda K Starrのカバー『I Still Believe』、Badfingerのカバー『Without You』、そしてDiana Ross『Theme From Mahogany』を歌った『Do You Know Where You're Going To』と、豪華で上質な曲がズラリ。

こうしてみるとMariahって結構カバー曲多いですよね。若い頃は原曲を知らないで聴いたりしてたけど、原曲と比べて聴くとどちらもさらに旨みが増す感じで、そういう楽しみ方も好きだったり。以上、一家に一枚の必需品の紹介でした。

# 1's
Carey, Mariah
Sony
1998-11-19

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