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堂珍嘉邦、川畑要の2人からなる男性ツイン・ボーカル・ユニットCHEMISTRYの8thアルバム『CHEMISTRY』について。発売は昨年で、前作から約7年ぶりくらいになるのかな?活動再開後初のオリジナル・アルバムになります。

CHEMISTRY…当ブログではあまり登場しないアーティストですが、1stアルバム『The Way We Are』、2ndアルバム『Second to None』とか大好きで今でも持ってるし、iPhoneやiPodで定期的に主要曲を聴いたりもしています。

その初期のアルバム2作を手掛けているのが、彼らの生みの親である松尾潔。平井堅、DOUBLE、EXILEなど、数多くのアーティストを手掛けているのでご存知の人も多いのではないでしょうか。本作はその松尾潔が久しぶりにがっつり関与していると友人に教えてもらったので、教えてもらったその日にアマゾンで即購入。届いてからずっと愛聴してました。

オープニング・ナンバーからして最高ですね。tofubeatsとコラボレーションした明るくダンサブルな『Get Together Again』で幕が開け、再始動を意識した歌詞がいい『ユメノツヅキ』、ドラマ主題歌だった『Angel』、そして個人的一押しの4曲目『もしも』ですよ。R&B色強めの失恋曲なんですが、後半の熱くエモーショナルな歌声にハートを射抜かれること必至。年齢を重ねると歌声が衰えてしまうアーティストも少なくないけど、彼らの場合は深みが増してるというか、より魅力的な歌声になってると思うんだけどどうでしょうか。

他もほんと好曲ぞろいで、ポップな雰囲気漂うクリスマス・ソング『サイレント・ナイト』、ミディアム・テンポのR&Bナンバー『Heaven Only Knows』、2人の歌声をじっくり堪能することができる切ないミディアム・スロウ『数えきれない夜をくぐって』、ピアノと歌声でシンプルに聴かせる『夜行バス』、彼ららしいJ-POPとR&Bを上手くミックスした感じの『Windy』、そして爽やかに〆る『Still Walking』など、全12曲を収録。

3rd、4thアルバムあたりからあまり聴かなくなっていったCHEMISTRY。お気に入りだった初期2作を手掛けていた松尾潔がカムバックしたということで、久しぶりにじっくり聴いた彼らのアルバムでしたが、友人が言っていたとおりすごく良かったです。J-POP×R&Bな楽曲もいいし、2人の歌声も相変わらず素晴らしく、終始心奪われっぱなしでしたよ。やっぱりCHEMISTRY×松尾潔は間違いないですね。満足度高い1枚でした。

CHEMISTRY (通常盤)
CHEMISTRY
SMAR
2019-09-25

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