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アルバム5作連続全米初登場No.1、トータル・セールス3000万枚以上を記録と、一時代を築いたといっても過言ではないラッパーDMXの2ndアルバム『Flesh Of My Flesh, Blood Of My Blood』を紹介。発売は1998年になります。

本作やDMXを語るうえで避けて通れないのがRuff RydersとSwizz Beatzですね。Ruff RydersというのはDMXが所属していたHIP HOPクルーで、Swizz BeatzはRuff Ryders作品を中心に数多くのヒット曲を手掛けていたプロデューサー。現在はあのAlicia Keysの旦那様でもあります。ということで本作もThe LoxやDrag-OnなどRuff Rydersのラッパーが参加し、Swizz Beatzも多くの楽曲を手掛けていますよ。

まずはシングル曲。1stシングルは『Slippin'』だったはず…だけど、あまりヒットしなかったせいか印象薄いんだよなぁ。でも2ndシングルだった『No Love 4 Me』は覚えてます。Swizz BeatzプロデュースDrag-On客演の疾走感あふれる鬼キャッチー曲でしたね。

シングル以外で要チェックなのは、AshantiやJa Rule作品でおなじみのIrv GottiプロデュースでフックをJadakissとStyles Pが担当した『We Don't Give A Fuck』、Mary J. Bligeをフィーチャーした哀愁系『Coming From』、サビがキャッチーすぎておもわず口ずさんでしまう『It's All Good』、 あのMarilyn Mansonがアディショナル・ボーカルで関与した『The Omen』、そしてSwizz BeatzプロデュースThe Lox、Jay-Z客演の豪華な1曲『Blackout』あたり。

当時のSwizz Beatzは良くも悪くもクセのあるサウンドなので、今聴くと若干の古臭さを感じ、フルで聴くのはちょっとしんどいかもしれません。でも逆に言うと、そこさえ気にしなければ雄臭い漢アルバムになってるので、気になる人はチェックしてみて下さい。


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