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3rdアルバム『Dangerous Woman』以外のスタジオ・アルバム5作が全米1位に輝いてる、Ariana Grandeの6thアルバム『Positions』について。ということで本作も全米アルバム・チャートで1位を獲得。先行シングルだった『Positions』もチャート1位だったし相変わらず絶好調ですね。

その先行シングル『Positions』。初めて聴いたとき全然グッとこなかったんですよ(笑)嫌いでも苦手でもなく普通に聴くけど、なんか既聴感あるなと。正直いつものArianaって感じで新鮮味ないなと。なんなら「こりゃアルバムも期待できないかも?」と思ったりも。でも次のシングル『34+35』が軽やか結構好きな感じ(歌詞は過激なメイクラブ系だけど)だったのでアルバムを購入しました。

シングル曲以外で目を引いたのがゲスト陣。Doja Cat、The Weeknd、Ty Dolla Signって今をときめくメンツで心躍りますよね。The Weekndに関しては『Love Me Harder』でもコラボしてたから2回目ですね。しかも今回の『Off The Table』は、2人の歌声にがっつり心を持っていかれるスロウで、聴きごたえありありのあり。

旬真っただ中のDoja Catと共演した『Motive』は、Dojaのラップがアクセントになってはいるんだけど、曲としてみるとちょっと弱いかなと思ったり。他のDoja客演曲にもいえるけど、彼女は客演になると個性が死ぬというか、ラップのみだと物足りない感が残るのは僕だけだろうか。歌とラップの二刀流をしてこそ活きるアーティストだと思うんですね。

客演王Ty Dolla Signが援護射撃する『Safety Net』はダークな雰囲気漂うトラックに、Arianaの華のある歌声、Ty Dolla Signのメロディアスなラップが絡まるスロウ。一聴した段階では地味に感じるかもだけど、じわじわ病み付き度増してきますね。

他で個人的にプッシュしたいのはOneRepublicのRyan Tedderが制作に関与した『Obvious』。Arianaのファルセットが活きた透明感のあるアップで、気付いたら勝手にリピートしてる自分がいました。

ということで、なかなかバランスのとれた14曲で構成された1枚。「新鮮味ねー」と言ってた『Positions』も、アルバムの中で聴くと存在感放ってて徐々に好き度アップしてきたし、最近はこのアルバムばかり聴いてました。

Positions
Ariana Grande
Republic
2020-10-31

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