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今日は安室奈美恵が1996年7月22日に発表した2ndアルバム『SWEET 19 BLUES』についてレビュー。本作はavexに移籍後、小室哲哉プロデュースになってから初のアルバムになります。ヒット曲満載で330万枚以上のセールスと売れに売れたアルバムなので説明不要かもしれませんね。

本作といえば当時話題になっていたのが4種類あったアルバム・ジャケット。友達と「どのタイプ買った?」とかワイワイ話したの懐かしいなぁ。ジャケットに関してはこちらでも触れてるのでよかったら見てみて下さい。

もうひとつうちらの間で話題になってたのが本作に収録されている『Body Feels EXIT』。僕は安室ファンなのでアルバムとは別にシングルも購入済みだったからなんの問題もなかったけど、アルバムだけ購入した友達は"バディバディ"連呼する大幅アレンジ・リミックスに「な…なんじゃこれ!」と大きなショックを受けてたの覚えてます。たしかに前奏も長いし"バディバディ"連呼もすごいから気持ちわからなくもないけどw

シングルといえば本作は『Don't wanna cry』、『Chase the Chance』、『You're my sunshine』、『Body Feels EXIT』、『SWEET 19 BLUES』とメガヒット曲のオンパレード。でもリカットだった『SWEET 19 BLUES』以外は『Body Feels EXIT』のみならずどれもシングル・バージョンとは違うアレンジが施されてるので、シングル・バージョン目当ての人は要注意かもしれません。

アルバム曲の方もシングル曲に負けないくらいのクオリティのものばかりで、トラックも攻撃的だけどボーカルもラップっぽい歌い方で攻める『LET'S DO THE MOTION』、こちらもどこか幻想的な雰囲気漂うトラック上でラップも披露する『PRIVATE』、アルバム曲にしておくのが勿体ない小室サウンド炸裂の完成度高いダンスナンバー『I'LL JUMP』、サックスが効いたほんのりジャジーな病み付き度高めの上質曲『i was a fool』など、高品質な曲多めのとても充実した内容になっています。

小室が「奈美恵ちゃんが好きなブラック・ミュージックを意識した」と言うだけあり、インタールードで繋ぐなどどこかJanet Jackson『janet』っぽいというか、ブラック・フレーバー漂う仕上がりになってるのがいいですね。個人的おすすめは『i was a fool』と『I'LL JUMP』の2曲。発表から26年経った今聴いても色褪せないカッコよさがありますよ。

SWEET 19 BLUES
安室奈美恵
エイベックス・トラックス
1996-07-22

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