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AsiahとJanaiの2人からなる女R&BデュオSa Deuceが1996年に発表したデビュー・アルバム『Sa Deuce』について。このアルバム1枚を残して消えちゃったから、あまり知名度高くない彼女たちかもしれないけど侮ることなかれ。内容は目を見張るものがありますよ。

当時僕が本作を購入しようと思ったきっかけは、ネタ使いが絶妙な好曲がいくつか収録されていたから。先行シングルだった『Don't Waste My Time』は、僕の大好きなBobby Caldwell"What You Won't Do For Love"使いで、ゆる心地いいトラックの上で歌ウマな彼女たちのボーカルが舞い踊る様がとっても◎なんですよ。

あと、4曲目『Don't Take Your Love Away』も個人的に好きなDeBarge"Stay With Me"をサンプリング。イントロの時点で心奪われちゃうBarry White"Playing Your Game Baby"使いの『Go Down』もミディアム・メロウな90年代R&B好きにはたまらない仕上がりで、この上記3曲があるだけで僕は「本作を買ってよかった」と心が満たされました。

見せ場はまだあります。男性ゴスペル/R&BシンガーMichael Speaksとデュエットした6曲目『Ordinary People』。これがとっても素敵なんですよ。彼女たちの抜け感のあるボーカルとMichaelの雄臭く塩辛いボーカルが美しく絡み合う極上メロウ…否が応でも昇天しちゃいますよね。

他も90年代R&B好きにはたまらないミッド〜スロウがひしめいていて、幕開け早々「あ、この子たち歌上手いわ」と聴く者の心を掴んじゃうオープニング・ナンバー『Can't Get You Off My Mind』、Mary J. Blige『Mary Jane (All Night Long)』をテンポアップさせたような『Just Can't Live Without Your Love』、リードとコーラスの美しさに目…ではなく耳を奪われる『One Man Woman』など、及第点なんて余裕で越えちゃってる全11曲が収録されています。

結果だけ見るとチャート・アクションも良くなく、厳しいショービズの世界で生き残れなかった負け組かもしれないけど、内容はそれに比例しない!僕のような90年代R&B好きな人はツボにクリティカル・ヒットする確率高いだろうし、女性ボーカルが好きな人もチェックして損なし。26年前の作品だけど今聴くのも全然アリだと思います。

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