myamya

ワシントンDC出身の鬼キュートな歌声の持ち主Myaが1998年に発表したデビュー・アルバム『Mya』について。ちょっと記憶が曖昧だけど、最初はDru Hillの妹分的なポジションで出てきたんでしたっけ?

なので本作にはDru HillのSisqoとNokioが参加。あとBabyface、Diane Warren、Daryl Simmons、Missy Elliotと、結構な豪華メンツが招集されています。

シングルだったのは『It's All About Me』、『Movin' On』、『My First Night with You』の3曲だったかな。『It's All About Me』はセクシーなミッドスロウで、ボーカルとミュージックビデオに前述のSisqoが参加。『Movin' On』も『It's All About Me』同様Myaのハイトーン・ボイスが活きたミッドスロウになってます。

そして『My First Night With You』。美しく琴線に触れるバラードになってるんだけど、手掛けてるのがBabyface、Diane Warren、Daryl Simmonsという豪華な3名。時代や流行に左右されない王道バラードといった感じで、今聴いても心にグッときますね。

あと要チェックなのはMissy Elliotのラップがフィーチャーされた『Bye Bye』。曲はちょっと地味なこれまたミッドスロウ…だけど、Missyのラップが冒頭と曲間に挿入されアクセントになってるのでダレることなく聴くことができます。

この"ミッドスロウ"というのが本作のポイントで、全体を通してミッドスロウ〜スロウな楽曲で埋め尽くされてるんですよね。ド派手なアップなどは皆無。なので若かった購入当時の僕は「退屈」と感じてしまい、あまり繰り返し聴くことはありませんでしたw

でも大人になった今聴くと当時とは違った聴き方ができるというか、良さがわかるようになっていて、そんな自分にちょっとビックリしました。

そんなこんなの全12曲。昔あまりハマれなかった作品でも、今回のようにしばらく寝かしてから聴くのもありですね。セクシー&ムーディーな曲多めの好作に仕上がってます。

マイア
マイア
ユニバーサル インターナショナル
2006-08-16

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