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Chanelle Haynes、Angel Taylor、Terri Brownの3人からなるニューオーリンズの女性ゴスペル・グループTrin-i-tee 5:7が1998年に発表したデビュー・アルバム『Trin-i-tee 5:7』について。

「ゴスペルかぁ…」と思う人もいるかもしれないけど、Mary Maryと同じくTrin-i-tee 5:7もゴスペルに現代的な味付けを施したアーバン・コンテンポラリー・ゴスペル系なので、R&Bファンが聴いても抵抗なく聴けると思います。

具体的にいうと、シングルだった『God's Grace』と『You Can Always Call His Name』。前者は売れっ子プロデューサー/ソングライターのR. Kellyが手掛けたR&Bバラードで、同じくR. KellyプロデュースのChanging Faces『G.H.E.T.T.O.U.T.』あたりが好きだった人は100%ハマるであろう1曲。この時代のR. Kelly作品好きな管理人はもちろんがちハマり状態でした。

後者はビートの立った現行系ミディアム・アップでThe Gap Band『Outstanding』使いかな?メンバーの低音と高音が心地よく交差する至極の1曲で、間に挿入されたラップもアクセントになっていていいですね。あと14曲目にリミックスの『Call His Name』という曲もあります。

個人的に上記の2曲があるだけで満足だけど他も好曲多数で、彼女たちのゴスペル・パワーを存分に味わうことが出来る有名曲のカバー『Oh Mary, Don't You Weep』、彼女たちの魅力であるパワフルな低音と高音が飛び交う美ミッド『Pray For Awhile』、『You Can Always Call His Name』がツボだった人はこちらもチェックな『Good For Me』、『Sunshine』、そしてSoulshock & Karlinプロデュースの『Respect Yourself』など、王道ゴスペルからアーバン・コンテンポラリーまで聴ける全15曲。

Toni Braxton系の低音とSWVのCokoの高音が好きな人はぜひ手に取ってみてほしい1枚かも。その2つが同時に味わえるってめっちゃ豪華じゃないですか?歌のスキルも楽曲も上質で、R. Kelly曲まであるってほんと贅沢。ぜひチェックを。

Trin-i-tee 5:7
Gospocentric
2020-06-26

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